【目次】
☆お花はどこでかうの?
☆お花の旬はいつ?
☆お花を長持ちさせるには?
☆花を並べて教室準備
☆市場へ買い付け
私は教室で使う花は、板橋市場で仕入れています。月・水・金曜日が表日といわれ世界中からお花がこの日に届きます。
新鮮な花を手に入れるため、花屋さんなどの専門業者の方がこの日に仕入に行きます。
ラッピングペーパーやリボンなどお花にかかわる資材も揃います。
アトリエトロワージュでは生徒さんの好みを思い浮かべながら、季節の花を中心に仕入れてきます。
仕入れるうえで値段も大切です。
天候で価格の変動もありますが、ハウス栽培も多いのでこの頃の資源エネルギーの高騰で全体的に値段があがっています。
なのでなるべく旬なもの・路地ものも買い付けて、ボリューム感でも満足していただけるように工夫してます。
この頃市場で嬉しいことがあります。
アトリエトロワージュのアドバンスクラスを勉強し、自宅教室を開いた生徒さんと市場で会うことがあります。
世間話したり、花をシェアして(カーネーションやスイートピーは1種50本束なので)お互いで助け合ったりしています。
お教室の運営とかもお互い情報共有したり、新しい関係ができてとても頼もしく、たくさん生徒さんを市場で
会えたらいいなと思っています。
☆お花の旬はいつ?
旬を極める
仕入の時に大切にしていることの1つに旬の花を大切にしています。
1月は市場ではチューリップ・スイートピー・パンジー・ラナンキュラスなど
春の花がたくさん出回り始める頃です。皆さんのイメージより2カ月くらい早いかもしれませんね。
旬のお花は命のエネルギーがすごい!!
風水でも生花を飾ると運気がアップするとよく聞きますよね。
部屋に飾っているだけでも良い気が流れているような気がします。
しかも旬の花は、お手頃価格になってます。
例えば、夏の花の代表 ユリ 特にカサブランカは高級な花の代名詞になっています。
通年で出回っていますが、旬は6月~7月です。このころはうまく出会えれば半額程度になります。
レッスンでも500円で出していたこともあります。季節なので多く出回るので価格も安くなるということですよね。
なのでトロワージュでもお求めやすいこの時期にレッスンで仕入れます。
そのほうが、季節感もでるし、1本のところ2本使えたりお得ですからね。
また、季節の変動がなく、価格が変わらないお店もあります。
その場合は冬とか秋はお得に感じたりするかもしれません。
ただ季節の花は、室内外と温度差が少ないので、日持ちのことを考えると
季節に合ったものを購入するほうが安心なので
使い分けてみるのも良いですね。
そんな目線でお花屋さんで見ていただくとまたおもしろい発見があるかもしれませんよ。
☆水揚げの方法
市場から帰ったら、まずは水揚げをします。
菊やトルコキキョウは手おり、バラはその時によって焼いたり、薬をつけたり、ナイフでカットするだけだったり
色々試しています。
ちゃんとやっても生徒さんの前に登場する前に首が下がってしまい、自宅用にすることもあります。
なのでいつも多めに仕入れています。
ずっと教室をしていて思うことは、丈夫な花はナイフのカットだけで十分元気です。
何日かしてうっかり水をからしても、荒行でシャワーで全身水で濡らして、3時間くらいそっとしておくと、ピーンと元気に回復してくれるんです。
仕入れた後水揚げしてもすぐに首が下がってしまうものは、その後何度も大切に扱って水揚げしても、難しいことが多いです。
なんでも一緒なんだな、と思います。
今日も日々色々試しています。
☆花を並べて教室準備
写真のように花瓶に花を並べて、生徒さんをお待ちしています。
各花瓶に花の名前と値段が書いてあります。
1つ1つの花の特徴やおすすめの色合わせをご紹介して、それぞれの生徒さんが好みの花を自分で選んでいきます。
アレンジしてイメージが違うようなら、お戻しも大丈夫です。
(花屋さんではなかなかできませんよね。お教室なので色々迷って決めるのも勉強です。)
アトリエトロワージュでは、お花屋さんでも自分で選んでイメージ通りの花束になりように、練習します。
初めは何を選べばよいか迷うかもしれませんが、フォローしますので安心してください。
慣れてくると組み合わせ方で新たな発見があったりして、選ぶことが楽しくなります♪
2023年も喜んでいただけるようなレッスンをご用意してお待ちしておりますので
本年もよろしくお願い致します。